減災

減災

自然災害は、人間の力では食い止めることは難しいですが、日頃の備えをすることで被害を減らすことはできます。

減災とは

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減災とは、災害時に発生し得る被害を最小減にするための取り組み(ダメージコントロール)です。

防災は、被害を出さない取り組みであるのに対して、減災は、あらかじめ被害の発生を想定した上で、
その被害を低減させていこうとするものです。

阪神・淡路大震災後の2008年頃から生まれた概念です。

それまでの防災の概念は、被害を出さないための工夫として検討されてきましたが、震災後、行政や災害研究者を通じて被害の発生は食い止め難いことがわかった。そこでため、ある程度被害の発生を想定した上で、予防を検討していくことが
必要であるという問題意識から減災ということが唱えられるようになった。
(ウィキペディア参考)

「起こらないように」ではなく、「起こりうる」を前提に考えたほうが、災害に強い社会につながります。

減災対策

・寝室では、天井に貼り付けるタイプの照明の下で眠らない
・窓ガラスに飛散防止フィルムを両面に貼る
・テレビ・パソコンは、危機の底と台の四隅を専用の強力な両面テープで固定する
・本棚や食器だな等の家具は、手前に新聞や板をはさみ、L字型の転倒防止具と併用すると効果的
・感震ブレーカーや感震コンセントを使用すると、電気器具からの火災を防止できます
・非常袋は、就寝時でも手が届き揺れで飛ばないように、ベッドの柵にくくりつけておく

水洗トイレが使えなくなった場合
①大きなビニールのゴミ袋を便器にかけ、ガムテープで固定する
②使用時には、小袋を用意し、その中に排泄する
③1回ごとに小袋を閉じてためておく

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